お祝い音楽レクレーション!
『被災地のお祝いを 祝いに行こう!』
そんなシンプルな想いで、
今日、復興応援団「プロジェクト名もない絆」が新しい活動をスタートしました。
その名も「お祝い音楽レクレーション」
http://charity-pot.org/project.php?methods=DEATIL&selectId=50
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震災から間もなく3年。
それまで、復興応援ソング「名もない絆」を通じ、そしてたくさんの方々の多大なるご協力のもと、
地道に応援活動を行って参りました。
http://namonaikizuna.net/
同時に、その間様々な想いを、多くの方から受け取ってきました。
「アーティストとして、被災地の方に何ができるだろう。。。」
「被災地に行くには、時間も余裕もなくて、行きたくても行けないんです!><」
「皆さん東北に応援に来てくれるのはありがたいけれど、
逆に東北の人たちの負担になってしまうんです。。」
など、本当に立場や環境、それまでの過程によっても、同じものでも、全く違う見え方になっていて、
本当にそれを一つの考えに集約させるのは、今現在でもとても難しいものです。
その結果
「どうやって、今後被災地を応援していけばいいか、わからない!
だから応援したくても、できない事がとても悔しいです!」
という想いになっている方が非常に多い事もわかりました。
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応援活動をするにあたり問題になるのが、
1:被災地では、「今」何が本当になのか、その情報が拾いきれない
2:応援に行く事が「売名行為」「自己満足」になってしまうのではないか、という不安との葛藤。
3:応援に行ったとしても、本当に必要な事ができているのかわからない。
4:被災地に行けないかわりに寄付をしようと思うが、3年経った今、被災地に必要なのがお金なのかがわからない。
5:応援活動を継続的に行うだけの資金と時間がない。
などなど、こういうご意見がとても多かったです。
私も、すべてに関して「そう思う!」と感じているひとりです。
ただ、この問題をそのままに、応援活動が息切れしてしまう、というのはやはり良くない。
なぜなら先日、被災地にお伺いした時、仮設住宅にお住まいのお母さん方に、こんな質問をしてみました。
「日本国内はもちろん、世界中には被災地を引き続き応援しよう!と思っている方が、たくさんいるんです。
その方々に、一番して欲しい事はなんですか?」
そして頂いた答え。
「被災地の事を、忘れないでいて欲しいです。
私たちは、今もまだ復興が進まず、苦しい状況が続いています。
道路がきれいになった事は復興した事ではありません。
けれど、世間ではまるで私たちの事は、まるでなかったように、ニュースも情報も、取り上げられなくなりました。
だからこそ、被災地の事を、今 忘れないでいて欲しいです。」
そう、皆さん 仮設住宅などにお住まいになりながら、孤独は疎外感と戦っています。
個人的な諸問題を放置して、応援活動が息切れしてしまったら、その孤独感はますます深刻なものになってしまいます。
逆にいえば、
「例えマスメディアが、被災地の事をとりあげなくても、私たちには世界中に応援団がいるんだ!」
と東北の方々が感じてくれたら、それはもしかしたら、強い勇気に変わるかもしれません。
そして、それは決して憶測ではなく、事実「勇気になる」という事を、私は仮設住宅で実感する事ができました。
間違いなく、皆様の応援活動は被災地のみなさんの「勇気」になっています。
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では、上記問題をどう解決するか。
約3年。ほんとに多くの方とお話をし、悩んだり嘆いたりしながら、今日までやってきました。
そして解決の糸口は3つある事に気づきました。
1:被災地から、応援団への応援のリクエストを頂けるようにする。
2:応援に伺う人は、被災地の方に「与える」ではなく、楽しい時間を「一緒に共有」する
3:寄付金が具体的に誰の何に使われるかが、事前に明確である。
これらを一発で解決する方法、それが
『被災地で開催される「お祝い」を、祝いに行こう!』
題して「お祝い音楽レクレーション」です^^
これまで色々な応援活動がありましたが、私が知る限り、全く新たな応援活動のようです。
どんな内容か、簡単にいいますと、
1:仮設住宅での「お祝い事」に、ミュージシャンやアーティストが
駆けつけて一緒にお祝いをしよう!
2:大きな声で歌って、楽しく「カラオケ大会」や、
「音楽レクレーション」をしよう!
という事。簡単ww
もう少し詳しく書きますね。
活動は以下の流れで進めています。
1:仮設住宅より「お祝いにきて!」と依頼を受ける。
↓
2:被災地を応援して下さる皆さんより、このサイトで寄付を募る。
↓
3:集まった寄付からアーティスト達へ「交通費」と「材料費」
だけ渡す。(食事代、ギャラなどはアーティストの自己負担)
↓
4:アーティスト達が仮設住宅で「カラオケ大会!」や
「お祝いイベント」開催。寄付金を、仮設住宅の皆さんに寄付する。
↓
5:寄付をして下さった方々へ、結果報告
という事になります。
寄付金の内訳は、以下の通りにさせて頂きます。
<頂いた寄付金の。。>
40%=仮設住宅への寄付
10%=認定特定非営利活動法人 NPOカタリバへの寄付
40%=アーティストへの「交通費」と「材料費」
(食事代、ギャラ などはアーティスト自己負担)
10%=次回の「お祝い音楽レクリエーション」へのプール金
という内容です。
こうすれば、
☆被災地の方のニーズに応えられる。
☆アーティストの独りよがり&自己満足にならない。
☆寄付金が誰の為に使われるのか、非常に明確。
のすべてが満たされる!^^
如何でしょうか?
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実は早速!
12月7日宮城県の仮設住宅にて結婚式が行われます!
そして、「お祝い音楽レクレーション!きてちょうだい!」とリクエストを頂きました!!
ありがとうございます^^
いよいよ記念すべき第1回目がスタートです!!
そこで、皆さんにお願いがございます!
ぜひカンパ金をお願い致します!!!
一口1000円からで、今回の目標額は12万。
今回、尾飛は音楽演奏で行く予定ですが、できれば結婚式なので、ヘアメイクさんと、ウエディングドレスを持ってきたいんですね!
なので、その予算も含めて、今回少し高めの金額設定にさせて頂きました。
満額の場合、
被災地への寄付=48000円
NPOカタリバへの寄付=12000円
アーティストへの「交通費」と「材料費」=48000円(もう少し安くおさえるつもりですが。)
次回の「お祝い音楽レクリエーション」へのプール金=12000円
という感じになります。
『おお!!ぜひカンパ協力するぞ!!』という方、
ネットからでしたら、こちら↓のサイトから、お申込下さい!!
http://charity-pot.org/project.php?methods=DEATIL&selectId=50
そして、「直接渡すよ^^」という方
「カンパ金引換券」を作りましたので、そちらを直接お渡しします^^
最後に、この「お祝い音楽レクレーション」のチラシを作成しましたので、
ぜひ多くの方にお知らせ頂きたいです!
仮設住宅から笑顔があふれるように頑張りますので、
ご協力のほどよろしくお願いいたします!
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